できるびよりとは

株式会社オフィスサニーが運営する、子ども発達支援に関する情報を発信するブランドです。

株式会社オフィスサニーについて

株式会社オフィスサニーは、昭和41年に写植業「サニー写植」として誕生しました。現社長の父が創業したこの会社を、平成14年に「株式会社オフィスサニー」として法人化。印刷機も設備し、町の印刷屋さんとして名刺や封筒、ちらしやパンフレットなどを作成してきました。しかし、ネット印刷の普及によって価格競争が激しくなり、 “このままではダメだ!生き残りをかけて何か新しいことに挑戦しないと...”と悩むようになりました。

そんなある日、現社長が偶然ラジオで「バーコ印刷」という印刷技術を知りました。紙の表面に凹凸を付けるこの技術は、品質にムラが出るので日本ではあまり根付かなかった技術でしたが、これは面白い!と感じた私たちは、さまざまな試行錯誤の結果、紙を皮革素材のように見せるアイディアと技術で『革のような紙のブックカバー』『印傳のような紙のブックカバー』を作りました。そして、この技術のノウハウで特許を取得し、さまざまな紙雑貨をデザイン・製造・販売してきました。

そして、この「バーコ印刷」の技術を何か他に活用できないか?と考えたのが「凹凸書字ドリル」「魔法のザラザラ下じき」をはじめとする、子ども発達支援教材です。

初めはひらがなの輪郭を盛り上げて、指でなぞってひらがなを覚えるカード式の教材を試作しました。これが本当に子どもの学習に良いものなのか意見が聞きたくて、地元・荒川区の経営支援課に相談に行ったところ、「こういうのは産学官連携が良いですね。」と近隣の大学を紹介されました。ご紹介いただいた大学の先生からもかなり良い評価をいただきましたが、よく調べてみたら某大手教材業者が既に似たような(盛り上げではなくエンボス加工)商品を販売していたことがわかり、話は白紙に戻ってしまいました。それでもどうしても諦めきれず、このバーコ印刷で何か子どもたちの学習につながる教材が作れないか、と模索していたところ、大学の先生から、静岡県立こども病院の作業療法士・鴨下賢一先生を紹介されました。今思えばこれが運命の出会いだったと思います。

すぐに鴨下先生に連絡を取り、静岡にいる先生を訪ねました。鴨下先生は、こども病院での子どもたちへの発達支援の経験を基に、これまでもQシリーズなどの特別支援グッズの開発を手掛けてきました。教材にも多くのアイディアがあり、文字や図形の輪郭が凹凸に盛り上げることができる「バーコ印刷」で読み書き支援教材が作れないか、ということになり、すぐに試作を作りました。試作を作る→現場で子どもに使ってみる→改良する→使ってみる、を何度か繰り返し、『凹凸書字教材シート』ができあがりました。共同発明者として一緒に特許も取得しました。

追って、『凹凸マス目シート』『マス目ボコボコシート』、『絵文字カードと文字チップ』『意味のある漢字カード』などのカード教材、『魔法のザラザラ下じき』『魔法のピタットおりがみ』 などの教具も開発。紙雑貨製造に活用していた技術を、子ども発達支援でも役立てることができて、とても嬉しく思っています。

そして、この事業のブランドネームを「できるびより」と名付けました。

「できるびより」は、「できた!」が増えていく素敵な毎日、という意味です。

子どもたちの「できた!」を一つでも増やせるよう、子ども発達支援のコミュニティの輪を広げ、すべての子どもたちの生活が豊かになる社会を目指して歩んでまいります。 

会社概要

商号
株式会社オフィスサニー
代表者
高橋 淳一
所在地
〒116-0014 東京都荒川区東日暮里4-4-6
URL
https://office-sunny.co.jp/
電話
03-3802-1900 / 03-6806-5190
FAX
03-6800-2916
設立年月日
平成14年4月1日(創業:昭和41年4月)
事業内容
  • ■オリジナル文具・雑貨の企画、製造、販売
  • ■書字学習支援教材及び学習支援アプリケーションシステムの企画開発、製造、販売
  • ■教育・文化・ものづくりに関する各種教室、講習の企画及び運営
  • ■各種講演・セミナーの企画、開催
  • ■デザイン制作、製版業、製本業及び編集業務
  • ■印刷業(バーコ印刷・オフセット印刷・オンデマンド印刷)

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