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<できるびより発達支援セミナー> 福岡第②回 開催レポート

セミナー情報

去る7月23日(日)、博多駅前(リファレンス博多駅東会議室)にて、全3回シリーズでお送りする「発達が気になる子への生活動作の教え方セミナー」「発達が気になる子への読み書き指導セミナー」の第2回を開催いたしました。

福岡での対面セミナーは、できるびより教材の監修をしてくださっている専門作業療法士の鴨下賢一先生の事業所「リハビリ発達支援ルームかもん」とできるびよりの共同開催です。

当日の会場の様子

午前中は10:00~「発達が気になる子への生活動作の教え方セミナー」

第2回のテーマは ”身近な生活動作での発達の育て方 ~特別なことでなく生活の中で取り組もう~”。生活動作を教える意義をはじめ、生活動作を教える際の基本的なことや身体発達の基本的原則などを学び、食事、着替え、排泄について学びました。

特に食事に関しては、食事の環境設定、飲み方食べ方、カトラリーや器について、偏食についてなど、多くの時間を割いて、子どもの食習慣の育て方について学びました。

質疑応答の時間は、お昼時間に食い込むほどたくさんの質問が出て、受講者の皆さんの関心の高さがうかがえました。

鴨下先生も質問に回答

午後13:00からは、「読み書き指導セミナー」。今回のテーマは”うまく読めない、書けないことへの支援~目で見る力を育てよう~”でした。講師は、今回も松井先生。松井先生の、子どもが見える世界を大人でも分かりやすい例を用いて話す講義はとても印象に残り、大きくうなずきながら、熱心にメモを取りながら聞いてらっしゃる方が目立ちました。

会場後方では、できるびよりが販売ブースを設置。今回は鴨下先生監修の「合理的配慮のためのノート」も並べました。

できるびより販売コーナーでは社長も商品説明をします

前回引き続き、中央法規出版さんも販売に来てくださいました。

営業さんは恥ずかしがり屋さんで、写真に写ってくれませんでした~

―今年度、始めて障がい児担当になり、わからないことだらけでスタートしました。今回の講義で、今まで考えていたこととは別の視点からのお話しだったので、たくさんの学びを得ることができました。

―書けないことに注目しがちでしたが、「読み」「書き」を連動して学ぶということを教わり、なるほど!と思うところがたくさんありました。子どもへの声かけのポイントなど、どうなのかな~?と思っていたことが、そうなんだ!と分かり、自信になりました。ありがとうございました。

【次回開催について】
いよいよ最終回の第3回は、8月27日(日)開催予定です。

会場は第1回、第2回と同じく、リファレンス駅東貸会議室3F H-1会議室です。

「生活動作の教え方セミナー」は、
スプーンから箸を使える手の力の育て方~手の器用さを育てよう~、
「読み書き指導セミナー」は、
言葉やコミュニケーション力を育てるための支援~読み聞かせ、一行日記に取り組もう~ です。

ぜひ次回も、多くの皆さまにお会いできますよう、ぜひご参加をお待ちしております!

(文責)高橋晶子

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