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【セミナー開催報告】東京開催<第1回> 発達が気になる子への「生活動作の教え方セミナー」「読み書き指導セミナー」を開催しました。

できるびよりあきこのブログ

髙橋晶子

髙橋晶子

今年度、福岡、札幌と開催してきた発達支援セミナーの東京開催第1回を、2月4日(日)に開催しました。

専門作業療法士の鴨下賢一先生の事業所「リハビリ発達支援ルーム かもん」と「できるびより」の共催の、全3回でのシリーズセミナーになります。

午前:発達が気になる子への生活動作の教え方セミナー

講師は、本プロジェクトにも応援メッセージを寄せていただいております、東京家政大学の東恩納拓也先生でした。

生活動作セミナーの第1回は、「将来必要となる基礎の力の育て方 ~困った行動の理解と支援~」

  • 将来必要となる力を育てるために必要なこと
  • 基本的な対応と言葉かけ
  • 癇癪とパニックへの対応
  • 障がい特性を理解する
  • 具体的支援法

当日配布資料に加え、教科書も配布されたセミナーでしたが、受講者の皆さんは時折うなずいたり、熱心にメモを取りながら受講されていました。

<受講者アンケートより>
●いくつもの新しい視点を得ることができました。特に言葉かけと指示の仕方はすぐに実践しようと思います。
●ASD児と関わる仕事をしていますが、不適応行動の前に生活リズムが大切と共感しました。

午後:発達が気になる子への読み書き指導セミナー

読み書き指導の講師は、川崎市中央療育センターの戸塚香代子先生でした。戸塚先生も応援メッセージを寄せていただいています。

読み書きセミナーの第1回は、「読みと書きを連動した支援 ~意味のある文字を書くために~」

作業療法士による読み書きセミナーは、皆さんあまり馴染みがないかもしれませんが、読みやコミュニケーションの部分だけでなく、目の動きやえんぴつの持ち方なども学べるのでお勧めです。

  • 「読み」と「書き」を連動した支援の重要性
  • 読み書き学習についての誤解
  • 読みの評価と具体的支援
  • 書きの評価と具体的支援

今回は第1回ということで、基本的な支援法について学びました。次回以降、さらに具体的に支援法を学んでいきます。

<受講者アンケートより>
●動画での指導方法が分かりやすかったです。
●読みの評価では50音表を使用せず、ランダム50音表の方がより正確に評価できると分かりました。

「やっぱり対面セミナーはいいですね!」

受講された方の感想です!はい、私もそう思います。

コロナ禍でオンラインセミナーもかなり広がりましたが、やっぱり対面でのセミナーは空気感の共有がいいです!参加者の方々の「学びたい!!」という意欲がひしひしと伝わってきました。

東京・浜松町の会場での開催でしたが、遠くは三重県から、栃木県からご参加の方もいらっしゃいました!

セミナ―後には、鴨下先生や講師の先生方に個別でケース相談される姿も。先生方もかなり熱心に答えてくださっていました。鴨下先生の著書のファンだという保護者の方は、本物の先生に会えて感激!と涙ぐんでいらっしゃいました。こういうのが対面セミナーのいいところですね♪

「支援教材・グッズ体験会」を同時開催

セミナー会場後方では、「支援教材・グッズ体験会」を展開しました。できるびよりの教材だけでなく、不器用な子でも使いやすい文房具や道具、鴨下先生が開発監修した「Qシリーズ」の展示も行いました。皆さん、休憩時間やお昼休みに、実際に手に取って、触って、体験していました。

会場はとてもアットホームで、和やかな雰囲気でした。

セミナーは第2回、第3回と続きます。
単回での申し込みも可能ですので、ぜひご参加をご検討ください。お待ちしております!

【東京開催 第2回セミナー】 開催日:3月3日(日) 

午前:生活動作の教え方セミナー https://sunny-station.com/real/60
午後:読み書き指導セミナー   https://sunny-station.com/real/61

【東京開催 第3回セミナー】 開催日:3月31日(日) 

午前:生活動作の教え方セミナー https://sunny-station.com/real/62
午後:読み書き指導セミナー      https://sunny-station.com/real/63

髙橋晶子(たかはしあきこ)

東京都荒川区生まれ。高校卒業後、4年間のイギリス留学を経て、旅行会社に勤務。3人の子どもを出産後、夫の家業である印刷業に従事し、夫婦で株式会社オフィスサニーを立ち上げる。

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